子育て・教育

最初が肝心!「積み木」の選び方。

我が家の積み木問題

 調べてみると奥が深い「積み木」。そして決して安くはないお値段の「積み木」たち。悩みに悩んだ末、我が家では「エドインター 音いっぱい積み木」と「童具館」の積み木を選び、愛用しています。音いっぱい積み木はまだ何でも口に入れてしまう赤ちゃんの時期から、道具館積み木は1歳を過ぎてから使用してきました。0歳の頃は、音を鳴らしたり、1つ2つを積むだけだった積み木遊びも、4歳にもなるとおうちを作ったり線路や踏切を作ったりと想像力をフルに使って遊んでいます。

今回は積み木選びの際に重視したポイントをご紹介したいと思います。

POINT1 基尺について (積みやすさ)

「基尺」とは積み木のベースとなる立方体の1辺の長さのこと。2.5㎝、3㎝、3.3cm、4㎝、4.5cm、5㎝の積み木があります。

よく比較されるのが4㎝と4.5㎝の積み木。

4㎝基尺の積み木には「アルビスブラン積み木」や「小さな大工さんの積み木」があります。ゆくゆくは「HABA社のクーゲルバーン」や「スカリーノ」で遊びたい場合、基尺の揃うこちら積み木を選ぶほうがベターです。

4.5cm基尺の積み木には「道具館の積み木」と「ボーネルンドの積み木」があります。両社とも4.5㎝基尺の積み木と相性の良い(高さの合いやすい)積み木として、3㎝基尺の積み木も展開しています。

0.5cmの差は小さいように見えますが、実際に実物を積んでみると結構な差があります。大きければ大きいほど、安定して積みやすいといったメリットがあります。

我が家には4㎝基尺の積み木(祖父手作りのもの少し)と4.5㎝基尺の積み木(音いっぱい積み木)がありますが、1歳半児にはどちらも積みやすそうでした。横(平面)に並べて遊ぶ場合は、手のひらにちょうどおさまるサイズの4㎝基尺の積み木。高く高く積む場合は4.5㎝基尺の積み木を好んで遊んでいました。

本来であれば、積み木は年齢に応じ大きさを変えていきたいもの。大きな着尺の積み木の扱いに慣れてきた4歳の娘は一回り小さいサイズの積み木でも、十分に楽しめそうな様子です。

  • ご注意! 子供が楽しい積み木の着尺は年齢によって変化する

POINT2 白木の積み木か、カラー積み木か 

積み木を選ぶにあたり重視したことは「白木」の積み木である、ということ。

色鮮やかなカラー積み木は見ているだけで楽しい気分になり、積み木の導入には最適です。しかしながら、3歳・4歳になり、「キリン」や「船」など頭に描いたもの造ることができる年齢になると、色が邪魔になると考えました。色が無いほうが、子供は想像力を膨らまし構造物を作れるのではないかな?と。

(上のように書きましたが、実際は私が小さい頃、レゴで家を作ろうとしたときに、赤が足りない!黄色が足りない!と色でモヤモヤした経験がありましたので白木の積み木にこだわりました笑)

POINT3 他のおもちゃとのサイズの兼ね合い

では実際に積み木で遊ぶ!となると、どんな遊びがあるでしょうか?我が家では積み木は「電車」「線路」「船」「おうち」「車庫」などになり、人形や車など、他のおもちゃとセットで遊ぶことが多いです。

そこでおススメしたいのが4.5㎝着尺。なんと、トミカの車がちょうど直方体(4.5cm×9cm)に収まるんです。そのほかに、ニチガンくるくるスロープの車や球、などもぴったり乗るサイズ。そのほか、我が家にある玩具は4.5cm着尺に合うおもちゃが多かったというのも積み木選びの決め手となったポイントのひとつです。

積み木を購入される際は、既に持っているおもちゃと今後購入予定のおもちゃのサイズを測り、一緒に遊ぶ様子を想像しながら選ぶとよいかもしれません。

まとめ

我が家では①積みやすく、②白木、③トミカと相性が良い、の他に④童具館の積み木が好き、という理由で現在の積み木を選びました。

現在子供は2歳と4歳。年齢差がありますが、二人で楽しく遊ぶことができているのは4.5cmという絶妙な基尺の積み木だからこそ、だと思っています。

今後、下の子が大きくなってきたら、様子を見て3㎝基尺の積み木の投入を検討しています。(お金に余裕があれば!ですが!)