子育て・教育

内反小趾を予防したい!幅広足さんにぴったりの子供靴

娘(ちゃん)は幅広甲高の足をしています。保育所でバレーシューズを履くようになると、あっという間に内反小趾と浮指と巻き爪になってしまいました。

前につんのめりながら上履きを引きずるように歩き、靴も歩行途中に脱げてしまうようなサイズの合わないものを履いていたのが原因と思われました。

足に負担をかけない靴を履かせてあげたい。靴や上履きを選ぶときにおさえておくべきポイントを整理すると下記になることが分かりました。

靴選びのポイント

  • 足先に十分なゆとりがある(幅広)であること
  • 足首がしっかりとホールドされていること(脱げにくいこと)
  • 足を包み込む生地に厚みがあること
  • つま先にかけて靴底にそり(上向き)があること
  • 適したサイズを履かせること(指先に1cmのゆとりがあること)

これらのポイントを踏まえ、まずは店頭で比較。ここで問題発生!田舎なので品ぞろえがありませ~ん!2E(標準の足幅)の靴ばかりが並ぶ店頭・・・。

そこで我が家では、Amazon「プライム・ワードロープ」も活用し、片っ端から良さそうな靴を取り寄せて実際に履き比べていきました。ネット上では良さそうなレビューだけど取り寄せてみると靴が重かったり、脱げやすかったり。

子供の足のかたちも様々ですので、実際に履いてみることはとても大事だと感じました。

おすすめの履き物

  1. ミズノ プレモアインファント ★★★★★
  2. ムーンスター キャロット  ★★★★
  3. ムーンスター はだしっこ(上履き) ★★★★
  4. ケンコー ミサトっ子 草履  ★★★★★

ミズノ プレモアインファント

 現在もお世話になっている「プレモア」シリーズ。靴かかと部分にもクッション性のある生地が使われており、靴擦れもしにくいです。足先部分も十分広くつくられています。

※プレモアインファントのサイズは16cmまでです。 

ムーンスター キャロット 

3Eなだけあり、足先のゆとりは十分。この靴の良さは速乾性とコスパの良さ!晴れの日はミズノ、どろんこになるときはムーンスターと使い分けています。

ムーンスター はだしっこ(上履き) 

指先がとっても幅広につくられています。幼児期の子供の足をなぞったような形の上履きです。親指と人差し指の付け根に突起がありますが、これは足指を鍛えるという狙いでついているものです。モゾモゾして嫌がるのかな?と思いきやわが子はあまり気にならないようでした。現在も好んで履いています。

上履き選びのポイントは、かかと部分の生地がしっかりとしていること。歩くときにかかとが外れにくいものが良いです。(娘が以前履いていた上履きは、たった半年でかかと部分がよれよれになってしまいました。そして、歩くたびにカパッとかかとが外れ、ヘンテコな姿勢で歩いていました。)

「上履き」は他に、アシックスSUKU2のようにマジックテープでしっかりと足を固定できるものがおすすめです。(園の決まりさえなければ、ほんとはこちらを履かせたかった!)

ケンコー ミサトっ子 草履  

子どもも履いていますし、私も履いています(笑)。

子どもの足のトラブルについて調べるうちにたどりついたのがこちらでした。現代の子供は圧倒的に歩く距離が少なくなったことが原因で、浮指などのトラブルが多く起きています。

娘にももちろん浮指の症状がありました。浮指を改善するためにはどうすればよいのでしょうか。答えは簡単、「はだしでたくさん歩けばいい」です。

いやいやいや、それは無理。そこで選択肢として見つけたのが草履でした。

草履を履くことで、足指や足裏の筋肉を鍛えることができます。それが土踏まずの形成や浮指の予防にもつながるとされています。

また、「靴を履く」ことは少なからず足に負担をかける(=内反母趾や外反母趾につながる)ことになります。

内反小趾と浮指と巻き爪、草履はそれらすべての悩みを解決してくれました。草履は我が家では必須アイテムとなっております。

おわりに

 1年間、悩みになやんだ靴選び。かなりの時間と労力を要しました。現在「定番の靴」ができて、気持ちが随分楽になりました。

 いろいろと書きましたが、靴選びで最も大事なのはサイズに合った靴を履かせることでした。我が家では1cm刻みで靴を購入していましたが、現在は0.5cm刻みで靴を買い替えています。

 寒い時期はなかなか草履を履いてくれませんでしたが、徐々に暖かくなり、ふたたび草履を履いてくれる機会も増えてきました。この調子で、足の裏を鍛えていきたいと思います。はやく娘の足のトラブルが解消されますように。