知育玩具

プラステンとリングテン。どっちにするか迷ったときの決め手について


小さな月齢の乳幼児期から楽しく遊べる「棒通し」として、プラステンとリングテンが人気です。輪を刺すスタンドと輪が50個。玩具の内容も似ていますが、実際に実物を見てみると大きさなど異なる点が多くあります。筆者は迷いに迷った末、プラステンを購入しました。プラステンとリングテン。その違いと、筆者が購入を決めた際の決め手についてお伝えします。

PLUS10

メーカー: nic(ニック)社(ドイツ)

セット内容:本体、リング50個、ひも、サイコロ2個、遊び方説明書

ポイント:すべて上まで積めば「10個」になるため、数字を教えやすいです。

ままごとの具になるならば、卵・トマト・野菜・魚・豆腐でした。

はじめてのつみき RING10

メーカー:ウッディプッディ(WOODYPUDDY)


セット内容:本体、リング50個、ひも(棒つき)2種類、サイコロ2個、顔のリング5個、帽子のリング5個、おかたづけトレイ

ポイント:棒の付いた紐のため、小さな子でも輪を通しやすいです。

ままごとの具になるならば、バナナ・もも・ぶどう・魚・キャベツでしょうか。

大きさ比較

大きさの比較は下記になります。

PLUS10RING10
スタンド32×12×6cm(横×高さ×奥行) 30x20x6cm(横×高さ×奥行)
リング 直径3.6cm4cm
リング 内径約1cm(個人採寸)不明
リング 厚み1cm不明

プラステンは実際に購入し使用。リングテンは実際に店頭に展示してあるものを試しました。リングテンの輪(リング)のほうが大きく、また内径(紐を通す穴)もプラステンよりひとまわり大きいです。付属のサイコロもプラス10より、リング10のほうが大きいです。小さな子には、リングテンのほうが遊びやすいと思います。

私がPLUS10を選んだ理由

我が家では迷った結果、下記の理由からプラステンを購入しました。

  1. 大きさ
  2. 他のおもちゃとの相互性

まず色について。おままごと(野菜炒め)に使われることを想定していたため、野菜や卵を想像しやすい原色に惹かれました。購入後、「原色」であることは、色を教える際にも役立ちました。

次に大きさについて。プラステンの輪の内径が狭く、紐通しとしての難易度がそこそこあることに惹かれました。リングテンには輪の内径が大きいというメリットがありますが、「棒通し」として、他のおもちゃ(シグナ)を購入予定でしたので、プラステンに軍配が上がりました。

最後に他のおもちゃとの相互性について。我が家には音いっぱい積み木(基尺4.5cm)の積み木があります。4.5cmの積み木を4つ並べると18cm。3.6cmのプラステンの輪を5つ並べると18cm。同じになるんです!子どもは、音いっぱい積み木の木箱へプラステンをぎっしり並べて(ぴったり入ります)遊んでおりました。

おわりに

いろいろと書きましたが、紐通し系のおもちゃを持っていない、小さい子かつ女の子にプレゼントするならリングテン。数を教えたいならプラステンかと思います。(個人的には、リングの厚みがぴったり1cmに惹かれるのであればプラステン!です)両者とも1歳2歳3歳とながく使える良いおもちゃだと思います。